今回の宿泊先は、鐘山温泉の、ホテル鐘山苑
さすがは、JTBの90点以上の宿だ。今回で2回目の利用となるが、何度でも行きたくなる。
規模的には大きなホテルだが、サービスがとてもきめ細かい。従業員の教育、館内のクリンネスも申し分ない。客商売の原点を学べる。私もいちお客様商売に携わる身として、大変に勉強になる。

 車で到着すると、直ぐに荷物を運ぶ係り、車を移動する係りが出迎える。
チェックインを済ませると、係りの人が部屋まで案内してくれて、部屋でお茶を入れてくれる。もちろん和菓子付。お茶を自分で入れるのと、入れてもらえるのではかなりの差がある。
 今回は、予約したのが3日前だったので標準タイプの部屋しか取れなかったが(この部屋もたまたま取れたらしい)、2部屋あって家族4人には充分な広さ。コタツも用意されていた。ちなみに、部屋に置いてあった生姜の漬物は絶品で、帰りに売店で買って帰った。

 着いて直ぐに、お茶室で抹茶を頂けるサービスがある。綺麗な和菓子も添えられている。子供たちも正座をして静かに頂いていた。

お抹茶を頂いた後は、ホテル敷地内の庭を散策する。途中には甘酒が飲める休憩所がある。ちょっと冷えた体もその甘酒(無料)で温まる。
    
  庭の紅葉  

敷地内にこんな綺麗な清流もある

 夕食の前に、一風呂。大浴場と元湯の岩風呂・檜風呂がある。先ずは、大浴場へ。アルカリ度の高いとても良い泉質。かなりの人数が宿泊しているにもかかわらず、風呂はとても綺麗、清潔、常にスタッフが掃除をしている。


 とても楽しみな夕食は、料亭の個室を用意してくれていた(前回は部屋食だった)。家族4人だけの貸切。とても落ち着いて、最高の懐石料理を堪能できる。大人と子供で料理の内容も違う。更に、小学生と幼児とでも内容が違う。選べる料理として、今回は鮑の刺身か踊り焼き、あるいは鯛のかぶと煮だったのでそれぞれ1品づつ注文した。本日の献立表も渡されて、そこには「本日の相澤様のお料理」と個人名が印刷されていて、細かくくすぐられてしまう。全部で15皿。30種以上の献立が書かれている。かなり食べる私でも量的にはかなりきつい。味は申し分ない。素材も素晴らしい。今回は鮑、刺身の中トロあたりが絶品であった。


 部屋に帰ると当然布団が敷いてある。そして風呂上り用の冷水が用意してある。とても、心地よい。枕も硬い、やわらかいが選べるようになっている。次の日売店で、あるお客さんがたいそうその枕を気に入ったのだろう、5個ぐらい購入していた。気持ちはわかるような気がする。

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